くまモンスクエア

熊本県の営業部長くまモンに会いたい!

熊本県のシンボル、くまモンをご存じない方はないだろう。熊本空港に着いたとたん見かけるのはくまモンのポスター、スーパーの陳列棚にはくまモンのパッケージの地元商品、観光地ではくまモングッズのコーナー、実家に帰るとくまモンのスリッパ・・・と何処にいってもくまモンだらけである。

ただいま、日本全国で大人気のゆるキャラ、くまモン。熊本県の魅力をアピールすべく生まれ、2011年のゆるキャラグランプリでは全国でダントツの一位を獲得、知名度が一気に上昇する。熊本県の蒲島知事から営業部長、しあわせ部長に抜擢され、県内、国内、海外へと活動範囲を広める。くまモンによる経済効果は日本銀行熊本支店の試算で2011年11月からの2年間で1,244 億円にも上るという。愛くるしいくまモンの容姿は、3頭身の黒い図体に赤い頬ととぼけた表情が特徴で、これらは熊本城と同じ黒の体色、またメタボ気味の体型は熊本の名物を食べすぎたせいだそうだ。

さて、このくまモンもテレビ出演、展示会、学校・幼稚園訪問、祭事など多忙を極めているのだが、そんな中でもここ、くまモンスクエアでくまモンに会うことができるのだ。くまモンスクエアは熊本市内の繁華街、鶴屋百貨店の東館の1階にあるので、アクセスも簡単。あらかじめ、ホームページで出演時間を確認できるが、混雑が予想される場合が多いので、余裕を持って来場するとよい。

くまモンの登場時間が来ると、くまモン隊のおねーさんと一緒にステージにやってくる。くまモンはしゃべれないので、おねーさんが熊本弁で通訳してくれることになる。足が短いくまモンは、ステージに上手く上れず、つまずくので、そこでまず笑いを誘う。ここからおねーさんとのやり取りが始まり、おどけたり、笑ったり、すねたりしながら、来場の感謝の意を示してくれる。くまモンの体型からは想像ができないのだが、思いのほか身が軽く、色々な感情を跳んだり跳ねたり、おもしろおかしく体で表現して、来場者を楽しませてくれる。それから、くまモンとおねーさんは、新曲の説明や振り付けを練習の後、「くまモンタッチ」と「くまモン体操」を披露してくれる。熊本の子供たちはこの体操を熟知しており、くまモンと一緒に恥ずかしそうに体操する。ほほえましい光景だ。

ステージを終えたくまモンは自分の部長室に入り、自らブラインドを開けてみんなに中が見えるようにしてくれ、手を振る。その姿がとてもかわいくて、歓声があがる。営業部長、しあわせ部長の肩書きどおり、部長室には事務机、電話があり、棚には記念の写真や表彰状などが飾られている。平時はここで、決裁の判をついたり、今後の広報戦略を練っていることだろう。

部長室から出てきたくまモンは、来場者の周囲にやって来て、お別れのあいさつをしてくれる。この時が、くまモンと一緒に写真を撮るチャンスで、老若男女みんなに囲まれる。くまモンのファンは県内、国内、そして海外からも詰めかけ、プレゼントを渡す人、サインをねだる人などもみられ、くまモンはまさに時の熊である。

くまモンスクエアにはそのほか売店、軽食コーナーが設けられていて、くまモンスクエアのみで購入可能なアイテムもあるので、チェックしてみよう。

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