金沢「ひがし茶屋街」

花街の雅趣漂う通り

金沢の街は第二次大戦の空襲を逃れたため、450年前からの建造物が今もその姿を残している、歴史あふれる古都です。多くは江戸時代の建物で、風情のある路地裏の佇まいに私は一息も二息もつきながら、どこかの町家からこぼれてきているに違いない雨粒のような三味線の音に心を浸すのでした。

茶屋街とは云え、中に入っているテナントの多くは新しいカフェであったり食べ物屋だったり。しかし、京都の例に漏れず、町屋をそのように商業利用することで維持管理費が生まれ、またその伝統建築物を鑑賞する人が増えて、歴史的重要建造物の保存を理解できる人が増えることは重要です。

 土産に買い求めたよもぎ生麩は今宵の浅酌のにぎわい。帰宅してさっそく晩酌。喜びの余韻のうちにのどをつるりと抜けて、食道を震わせて下り、胃に春を届けてくれました。

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