京都「誓願寺」参詣

圓光大師(法然)の霊場

京都の町の中央、新京極通沿いにある誓願寺は、かつては六千坪の広大な敷地に七堂伽藍がそびえる大寺院であった。しかし京都洛中の市街地にあることは幾度の火災からも逃れることはできず、また明治維新の廃仏毀釈運動で境内領地が没収されるなどして今日見る誓願寺は非常にこじんまりとした古刹となっている。ただ歴史は古く、浄土宗の総本山である。またユニークなのは、誓願寺が漫才、落語などの芸人の成就を祈願する寺として知られていることだ。ユーモア溢れる江戸時代初期に第55世法主となった僧安楽庵 策伝(あんらくあん さくでん)を偲んでの策伝落語は今も誓願寺に奉納されている。

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