京都「同志社大学」キャンパス散策

美しいレンガ造りの校舎群

同志社大学今出川キャンパスは、京都御苑北側を走る今出川通の道路向こうに位置する。この地は元々旧薩摩藩藩邸があった。明治維新の混乱期に新島襄の妻八重の実兄にあたる山本覚馬が取得していた土地である。新島襄が創立した「同志社英学校」は当初寺町通の現在「新島襄旧邸」がある地で1875年に開校されたが、翌76年に新島は山本から今出川の土地を譲渡され学校を移転した。同志社大学今出川キャンパスはそこから歴史が始まることになる。このキャンパスには明治期に建てられたドイツ・ネオゴシック様式の美しい煉瓦館が立ち並びそれらの多くが国の重要文化財に指定されている。設計はドイツ人技師であるが建設は京都の町大工が手がけたという。

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